「小学5年生でも短時間で手軽にできる自学ってないかな?」
「10分くらいで終わる簡単な自主学習を探している!」
「毎日自学を続けているけど、そろそろネタ切れかも…」
そんな声にお応えして、今回は小学5年生向けの、短時間でできる自学アイデアをまとめました。
毎日の少しずつの努力が、あとで大きな成長につながるもの。
でも、たった10分といえど、毎日続けるのは意外と難しいですよね。
ネタに悩むことも多いと思います。
この記事では、国語・算数・理科・社会・英語の5教科について、気軽に取り組める学習ネタをたっぷりご紹介しています。
ぜひ、自分に合った方法を見つけて、毎日の自学に役立ててくださいね!
たった10分!取り組みやすい自学のコツ
短時間でできる自学の中でも、もっとも手軽に始められるのが「復習」です。
例えば、こんな方法がおすすめです。
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「もう覚えたから大丈夫」と思っていても、それは短期記憶の可能性があります。
人は時間が経つと忘れてしまうので、何度も復習して知識を長期記憶に変えていくことが大切です。
「覚えたはずなのに不安…」という人ほど、こまめな復習が力になりますよ。
とはいえ、同じことを繰り返していると飽きてしまうもの。
学習そのものに興味を失ってしまったら元も子もありませんよね。
このあと紹介するのは、復習以外にも楽しく取り組める自学アイデアです!
また、子どものやる気を引き出す工夫については、こちらの記事でもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
>> 10分でできる自学:6年生にぴったり!子供が自ら学ぶ力を育てる方法
小学5年生におすすめ 10分でできる自学アイデア集
国語
読書にチャレンジする
本を読むだけでも国語力はしっかり伸ばせます。
10分だけでも読書の時間を作ってみましょう。
おもしろい本に出会えれば、夢中になって10分以上読み続けることもありますよ。
時間に余裕があるなら、休日に図書館へ行き、子どもが興味を持ちそうな本を選んでおくのもおすすめです。
身近な漢字を調べてみる
新聞や雑誌、チラシ、マンガなどから、まだ知らない漢字を見つけて「読み方」や「意味」を調べてみましょう。
1日1つ新しい漢字を覚えるだけでも力になります。
短時間でできるので、忙しい日にもぴったりの自学ですね。
マンガやアニメの感想を書く
読書感想文が苦手な子には、好きなマンガやアニメを題材に感想を書かせるのも効果的です。
好きなものであれば自然と書きやすくなり、感想文のコツも身についてきます。
>> 読書感想文のコツ:小学3年生&4年生向けの書き方と例文紹介!
>> 小学校低学年向けの読書感想文の書き方 : 例文と便利なコツを紹介
座右の銘を探してみる
「自分だけの座右の銘を決める」ことに挑戦するのも楽しいですよ。
四字熟語やことわざ、偉人の名言などを調べながら、自分にぴったりの言葉を見つけてみましょう。
5年生で習う漢字をまとめる
小学5年生では、全部で193字の漢字を学びます。
それぞれの読み方や、使われている熟語をまとめて「オリジナル漢字ノート」を作ってみましょう。
できたノートはリビングやトイレに貼っておくと、自然と目に入り復習にもなりますよ。
算数
面白い数え方を調べてみよう
日本語には、ものを数えるときに使う色々な単位があります。
たとえば、
・うさぎは「一羽(いちわ)、二羽(にわ)」
・カニは「一杯(いっぱい)、二杯(にはい)」
・神様は「一柱(ひとはしら)、二柱(ふたはしら)」
といった具合です。
こういったちょっと変わった数え方を調べてまとめてみると楽しいですよ。
お小遣い帳をつけてみる
毎日のお金の使い道を記録する「お小遣い帳」を作るのもおすすめです。
簡単な計算力が身につくのはもちろん、計画的にお金を使う習慣も養えます。
欲しいものがあるなら、「お手伝いをしたら〇円」などのルールを作って、より難しい計算にも挑戦してみましょう。
4つの数字で10を作るゲーム
ちょっとしたドライブ中の遊びから生まれた計算ゲームです。
車のナンバープレートの数字4つを使い、「足し算・引き算・掛け算・割り算」を駆使して10にする式を考えます。
テンパズルやメイクテンと呼ばれることもあります。
たとえば、
・1、2、3、4 → 1+2+3+4=10
・3、5、8、3 → 3×5-8+3=10
・5、1、5、5 → 5×(1+(5÷5))=10
時にはどうしても10が作れない組み合わせもあるので、そんなパターンを探すのも楽しいですよ。
ネットで計算プリントに挑戦
「小学5年生 計算 無料」などと検索すると、たくさんの無料プリントが見つかります。
プリンターがあれば印刷して、ちょっとした時間に計算練習をしてみましょう。
予習にも取り組んでみよう
復習ももちろん大切ですが、授業よりも前に教科書を読んでおくと、授業内容がさらに理解しやすくなりますよ。
理科
天気予報に出てくる単位を調べよう
小学5年生では天気について学びますよね。
そこで、こんなことを調べてみるのはいかがでしょうか。
・降水確率はどんな意味?
・降水量〇mmって、実際どのくらいの雨?
・風速〇mって、どれくらいの強さなの?
「風速〇m」などで動画を検索してみると、風の強さを映像で確認できるのでイメージがつかみやすいですよ。
シーモンキーを育ててみよう
5年生の理科では、生き物の育て方も学びます。
そこで「シーモンキー」という、ちょっと不思議な生き物を育ててみるのもおすすめ。
お世話が簡単なので、初めてのペット体験にもぴったりです。
さらに、毎日の成長を記録していけば、自由研究にも使えます。
夏休みの自由研究を今から考える
夏といえば自由研究ですよね。
今のうちから「どんなテーマにしようかな」と考えておくと、あとで慌てずに済みます。
余裕があれば、少しずつ準備を始めてもいいですね。
>> 賞が取れる自由研究:中学生向けテーマの選び方と入賞作品紹介
>> 中学生の自由研究:1日でできる簡単なおすすめアイデア3選
好きな生き物を調べてみる
好きな動物や海の生き物、昆虫などについて、特徴や生態を調べるのも楽しいですよ。
「こんな工夫をして生きているんだ!」と驚く発見がたくさんあります。
たくさん調べて、自分だけの「生き物図鑑」を作るのも面白いですね。
たとえば、
・キリンのまつ毛が長い理由とは?実は〇〇のため!
・ライオンは何を食べる?野生と動物園での違い
・人食いマッコウクジラは実在する?衝撃のエピソードを紹介!
など。
植物の秘密をまとめよう
5年生では、植物のしくみや働きも勉強します。
そこで、身近な植物について由来や花言葉、意外なエピソードなどを調べてミニ図鑑を作ってみましょう。
普段見ている植物にも、びっくりするような話が隠れているかもしれません。
たとえば、
・ヒメイワダレソウを植えてはいけない理由とは?法律との関係も
・ひまわりが「縁起が悪い」と言われる意外な理由
・シロツメクサの花言葉が怖い?その背景を詳しく紹介!
など。
社会
世界の国旗を調べてまとめよう
カラフルで個性豊かなデザインが多い世界の国旗。
国旗を調べながら、それぞれの国の特徴を簡単にまとめてみるのも楽しい学習になります。
余裕があれば、人口や文化、伝統行事についても一緒に調べてみると、さらに理解が深まりますよ。
また、国旗だけでなく、その国の「国歌」をYouTubeなどで聴いてみるのもおすすめです。
国の雰囲気がぐっと身近に感じられます。
家系図を作ってみよう
自分の家族の歴史をたどり、家系図を作成してみるのもおすすめです。
おじいちゃんやおばあちゃんに昔の話を聞くと、思わぬ発見があるかもしれません。
家系図が完成したら、有名な歴史上の人物(例えば徳川家など)の家系図にも挑戦してみると、さらに興味が広がります。
自由研究にもぴったりのテーマですよ!
家庭でできるエコ活動を調べて実践しよう
小学校でもよく取り上げられる「エコ活動」。
家の中でできるエコな取り組みを調べて、実際に行動に移してみるのも良い自主学習になります。
たとえば、
・使わない電気はこまめに消す
・水を無駄に流しっぱなしにしない
・食材を大切に使い切る
など、すぐに始められることがたくさんあります。
家計の節約にもなるので、家族にもきっと喜ばれますね。
都道府県ランキングを作ろう
自分なりのテーマを決めて「都道府県ランキング」を作ってみるのも楽しいですよ。
例えば、
・日本一広い県は?面積ランキング
・人口が多い都道府県は?
・一番長い川がある県はどこ?
・農産物の生産量ランキング
など、テーマに合わせて調べてまとめてみましょう。
また、「自分の住んでいる地域のスゴイところランキング」を作るのもおすすめです!
地図記号を覚えよう
地図に出てくる記号を調べて、まとめる学習も社会科に役立ちます。
いろいろな地図記号をノートに整理して覚えていきましょう。
さらに、余裕があれば、自分の町の簡単な地図を描いて、実際に地図記号を書き込んでみると、より理解が深まります!
英語
身近なものの英単語を調べてみよう
家の中にはたくさんの物がありますよね。
まずは、目に入ったものが英語で何と言うのかを調べてみましょう。
例えば、私の周りには「スマートフォン、ティッシュ、ノートパソコン、マウス、カップ、テレビ、ソファ、子どものおもちゃ、座椅子、こたつ、写真、カレンダー」などがあります。
一通り身近なものを調べ終えたら、冷蔵庫の中やお風呂、トイレの中の物まで広げてチャレンジしてみてください!
英語のことわざを調べてみよう
英語にも、面白くてためになることわざがたくさんあります。
気になる英語のことわざを選んで、その意味や日本語訳を調べてまとめてみましょう。
世界のあいさつをまとめてみよう
世界各国の「こんにちは」の言い方を調べて、一覧にまとめるのも楽しいですよ。
例えば、
・こんにちは(日本語)
・hello(英語)
・你好(ニーハオ:中国語)
・Bonjour(ボンジュール:フランス語)
このように「読み方」も一緒に書いておくと、覚えやすくなります。
「こんにちは」のほかにも、「おはよう」「さようなら」「ありがとう」「私の名前は〇〇です」など、いろいろなフレーズに挑戦してみましょう!
カタカナ英語を調べてみよう
日本ではよく使われるカタカナ英語ですが、実は英語圏では通じない言葉も多いんです。
たとえば「ペットボトル」は、英語では「plastic bottle(プラスティック・ボトル)」と言います。
こうした違いを知っておくと、英語力がアップするだけでなく、雑学としても楽しめます。
英語で日記を書いてみよう
その日にあったことを英語でまとめる練習もおすすめです。
最初から英語で書くのは大変なので、まず日本語で短く日記を書いてから、それを英語に訳してみるといいですよ。
また、誰かに向けた短い英語の手紙を書いてみるのも、楽しく英語力を伸ばす方法です。
小学5年生向け 10分でできる自学まとめ
いかがでしたでしょうか?
子どもたちの成長力は本当に驚くほど素晴らしいものです。
毎日少しずつでも学習を積み重ねることで、1年後には大きな成果となって現れますよ。
もし、自分から進んで勉強に取り組むのが難しいお子さんであれば、まずは「興味のあること」から始めてみると良いでしょう。
楽しみながら、自然に学習の習慣を身につけていくのがポイントです。
また、自学を続けるためのコツについては、こちらの記事にも詳しくまとめていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
>> 10分でできる自学:6年生にぴったり!子供が自ら学ぶ力を育てる方法