
「通知表の保護者コメント欄、なにを書けばいいのか迷ってしまう…」
そう感じたことはありませんか?
特に初めてのお子さんが中学生になった方にとって、このコメント欄はちょっとした“壁”になることもありますよね。
でも、大丈夫です。
この記事では、保護者コメントの基本から学年別の例文、使えるフレーズやテンプレートまで、やさしく丁寧に解説していきます。
忙しいママさん・パパさんでもすぐ書けるように構成していますので、安心して読み進めてくださいね。
通知表の「保護者コメント欄」の目的と役割

子どもの家庭での様子を伝えるため
先生は、学校では見えない子どもの姿を知りたいと思っています。
どんな風に家で過ごしているのか、勉強や生活への取り組みはどうか、兄弟姉妹との関わりや、家族との会話の様子など、細かな日常の一面を知ることで、学校での様子と照らし合わせて子どもの全体像を捉える手がかりになります。
例えば、
「毎日、自分から机に向かって課題に取り組んでいます」
「最近では食事の支度を手伝うようになり、家族との会話も増えました」
など、ささいなことでも先生にとっては大切な情報です。
家庭での様子を共有することで、子どもの成長を一緒に見守る気持ちが伝わり、信頼関係づくりにもつながります。
教育方針や保護者の関わりを共有するため
どんな気持ちで子育てに向き合っているか、どんなサポートをしているかを伝えることで、先生も安心しやすくなります。
たとえば、
「本人の意思を尊重しながら、毎日声かけをするようにしています」
「苦手な科目には一緒に取り組むよう心がけています」
など、保護者の関わり方を丁寧に書くことで、先生もその子に対する理解が深まりやすくなります。
教育に対してどんな考えを持っているのかを伝えることも、先生との価値観の共有につながり、より良い連携を築くきっかけになります。
学校と家庭の連携を深めるため
保護者コメントは、一方通行ではなく、先生との“心のやりとり”でもあります。
コメントを通じて、家庭での気づきや子どもの変化を伝えることで、先生も学校生活での指導や対応に役立てることができます。
また、保護者にとっても、学校での子どもの様子についてフィードバックが得られやすくなるため、双方にとって大きなメリットがあります。
たとえば、
「最近よく本を読むようになりました」
「人にやさしく接するようになったと感じています」
といったささやかな内容でも、先生は子どもの内面や成長の一端を知ることができます。
こうした日々のやりとりを通じて、学校と家庭が同じ方向を向いて子どもを支える体制が整っていきます。
子どもの成長記録としての意味
後から見返したとき、「この時期にこんなことがあったな」と思い出せる大切な記録になります。
通知表の保護者コメントは、まるで成長日記のような役割を果たします。
子どもの小さな成長や変化、家族とのやりとりなどを言葉にして残しておくことで、後々振り返ったときに、その時の気持ちや様子を思い出すきっかけになります。
また、お子さん自身が大きくなったときに読み返すと、「親がこんなふうに自分を見てくれていたんだ」と温かい気持ちになれるかもしれません。
家族の思い出としても、宝物になる一言を残しておくのも素敵ですね。
書くときの基本マナーと注意点

書き出しや締めに「先生への感謝」を伝える
「いつもご指導ありがとうございます」
「温かく見守ってくださり感謝しております」
など、丁寧な言葉で始めたり終えたりすると、より好印象です。
こうした感謝の言葉は、文章全体にあたたかみを持たせ、先生に対しても敬意をしっかりと伝えることができます。
また、感謝を述べることでコメントの雰囲気が柔らかくなり、読み手である先生にとっても心地よい印象を残すことができます。
特に締めくくりの言葉は重要です。
「今後ともどうぞよろしくお願いいたします」
「引き続きご指導のほど、よろしくお願いいたします」
など、丁寧で前向きな表現を選ぶようにしましょう。
前向きで具体的なエピソードを書く
「自分から進んで宿題に取り組むようになりました」
「毎朝自分で時間を見て準備しています」
など、ちょっとしたことでOK。
前向きな言葉を意識しましょう。
また、具体的なエピソードを加えることで、子ども自身の努力や成長がより伝わりやすくなります。
たとえば、「最近では、自分から進んで翌日の準備を済ませるようになりました。以前は声かけが必要でしたが、今は自分で判断して行動できるようになっています」など、小さな変化でも具体的に伝えると、先生にとっても子どもの様子がよくわかります。
できるだけポジティブな表現を使い、
「できるようになったこと」
「頑張っている姿勢」
などを中心に書くと、好印象につながります。
避けるべき内容やNG表現とは?
・先生への不満や要求ばかりになる内容
・子どもの短所を強く書きすぎる
・他の子どもと比較するような表現
これらの内容は、先生にプレッシャーを与えたり、子ども自身の評価に影響してしまう可能性があります。
もし気になる点や相談したいことがある場合には、コメント欄ではなく、個別の面談や相談の機会を活用するようにしましょう。
また、
「どうしてもっと◯◯を見てくれないのか」
「◯◯くんはもっと上手にできているのに」
など、比較や否定的な表現は避け、あくまでお子さん自身の様子や感じたことを中心に書くことが大切です。
読み手である先生の立場を意識し、思いやりのある言葉づかいを心がけると、自然と温かみのあるコメントになります。
よく使われる言い回し・フレーズ集【困ったときに】

- 「毎朝、元気に登校できていることを嬉しく思っています」
- 「少しずつですが、自分の考えを持つようになってきたと感じます」
- 「いつも丁寧にご対応いただき、ありがとうございます」
- 「今後も家庭でも見守っていきたいと思います」
- 「学校での様子を話してくれることが増え、楽しく通えているようで安心しています」
- 「日々の生活の中で、自分から行動できることが増えてきました」
- 「これからも先生方のご指導のもと、前向きに成長してくれたら嬉しいです」
- 「先生方のおかげで、安心して子どもを学校に送り出すことができています」
- 「少しずつですが、自主的に学習する姿勢が身についてきたように思います」
- 「今後も本人のペースを大切にしながら、見守っていきたいと思います」
短くても、心のこもった言葉はしっかり伝わりますよ。
文章が長くなくても、子どもへの思いや先生への感謝の気持ちが伝わる内容であれば、それだけで十分に素敵なコメントになります。
どの表現を使うか迷ったときは、お子さんの「最近の様子」や「家庭での会話」などを振り返ってみると、自然と言葉が浮かんでくるかもしれません。
コメントに使えるテンプレート集(コピペOK)
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【パターン①】感謝+家庭での様子
| いつも温かいご指導をいただき、ありがとうございます。
家庭では、学校での出来事を楽しそうに話してくれることが多く、充実した毎日を過ごしているように感じています。 また、最近では家での会話の中に授業の内容が出てくることも増え、学びに対して前向きに取り組んでいる様子が伝わってきます。 友人との関係も良好で、明るい表情で登校している姿を見るたびに、学校生活が充実しているのだと感じております。 今後も家庭でのサポートを続けながら、子どもの成長を見守っていきたいと思います。 引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 |
【パターン②】努力+目標+見守り
| いつも丁寧にご対応いただき、ありがとうございます。
苦手だった数学に少しずつ前向きに取り組むようになり、本人なりに努力している様子が見られます。 最近では、自分から学習計画を立てることにも挑戦しており、継続して机に向かう習慣がついてきました。 また、部活動にも意欲的に参加し、仲間と協力する大切さを学んでいるようです。 これからも失敗を恐れずに、いろいろなことに挑戦してほしいと思っています。 私たち保護者としても、日々の姿を温かく見守りながら、必要に応じて支えとなっていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 |
【パターン③】短め&シンプル型
| いつもお世話になっております。
家庭でも声かけをしながら、前向きな気持ちを大切にしていきたいと思います。 これからも、子どもが学校生活をいきいきと送れるよう、家でもできる限りのサポートを続けてまいります。 今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。 |
学年別コメント例文とポイント
中学1年生向けコメント例
| いつも温かいご指導をありがとうございます。
中学校生活が始まり、まだ慣れないことも多い中、毎日元気に登校できていることに安堵しています。 授業の内容や友達との出来事を楽しそうに話してくれる姿から、学校生活に少しずつ馴染んできているのが感じられます。 これからも家庭でもしっかりとサポートし、前向きな気持ちを育てていけたらと思っています。 今後ともご指導よろしくお願いいたします。 |
中学2年生向けコメント例
| いつもご丁寧なご指導に感謝しております。
思春期に入り、自己主張が強くなる一方で、自分なりに目標を持って取り組む姿も見られるようになってきました。 特に最近では、苦手だった理科に対して自ら調べたり、家庭学習の時間を確保するようになっています。 学校や先生方のご支援のおかげと感謝しております。 引き続き、本人の自主性を大切に見守っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 |
中学3年生向けコメント例
| 日頃よりお世話になっております。
進路を見据えた時期に入り、これまで以上に責任感をもって日々の学習に取り組んでいる姿が見られます。 志望校に向けて計画的に勉強するだけでなく、後輩への思いやりや行動にも成長を感じています。 ご指導いただいている先生方への感謝とともに、今後も親としてしっかりと支えてまいります。 どうぞご指導のほどよろしくお願いいたします。 |
よくある質問(Q&A)
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Q. コメントって必ず書かないとダメ?
A. 学校によっては任意の場合もありますが、先生とのコミュニケーションを深める良い機会です。短くても大丈夫なので、ひと言でも気持ちを添えてみましょう。
Q. ネガティブなことを書いてもいい?
A. 気になる点はやわらかく伝える表現を心がけましょう。たとえば「忘れ物が多い」ではなく「持ち物を忘れないよう意識するように伝えています」といった書き方が◎です。
Q. 忙しくて書く時間がないときは?
A. テンプレートやフレーズ集を活用すれば、5〜10分程度でも書けます。あまり構えず、素直な気持ちを短くまとめるだけでも大丈夫です。
まとめ|保護者コメントは“子どもを見守る言葉”
通知表の保護者コメントは、成績だけでは見えない子どもの日常や成長を伝える大切な手段です。
先生に感謝の気持ちを伝えたり、お子さんの小さな変化を言葉にすることで、学校とのつながりも深まり、子どもにとっても励みになります。
あまり難しく考えすぎず、
「今、どんな様子かな?」
「何ができるようになったかな?」
という視点から、優しく寄り添う気持ちで書いてみてくださいね。
このページのテンプレートやフレーズを活用しながら、あなたらしい一言が届けられますように。

