
卒業文集に何を書いたらいいのか迷っているあなたへ。
特に「部活」をテーマにする場合、どんな構成で書けばいいのか、どんなエピソードを入れるべきか悩む方も多いと思います。
この記事では、初心者でも簡単に書ける「部活の卒業文集」の構成や例文をご紹介します。
優しい言葉で、わかりやすく解説していますので、小学生・中学生・保護者の方にもぴったりです。
卒業文集で「部活」をテーマにする時の書き方(基本の構成)
.jpg)
卒業文集で部活について書くときは、
「何から書けばいいの?」
「どんな順番でまとめれば伝わるかな?」
と迷うことも多いですよね。
そんなときは、次のような流れに沿って書いていくと、内容が整理されて伝わりやすくなりますし、自分の経験も自然に表現できます。
この基本構成は、どんな部活動でも応用しやすく、読み手にも気持ちが届きやすいポイントを押さえています。
一つひとつ丁寧に振り返りながら、あなたの思い出や成長を文章にしてみてください。
以下でご紹介するステップを意識して書いていけば、初心者の方でも安心して素敵な文集を仕上げることができますよ。
1 入っていた部活名
「中学生になってすぐ、バスケ部に入りました。」など、自分がどの部活に所属していたかをシンプルに伝えましょう。
可能であれば、「なぜその部活を選んだのか」「どんなきっかけで入ったのか」なども添えると、より読み手に伝わりやすくなります。
たとえば、「小学校のころからバスケが好きで、中学生になって迷わずバスケ部に入りました」のような書き方もおすすめです。
2 目標や役割
「キャプテンを任され、みんなをまとめるのが大変でした」など、部活の中で自分が担っていた役割や目標を書いてみましょう。
最初は苦手だったことに挑戦した話や、仲間と協力して取り組んだ経験なども書くと、あなたの成長が伝わります。
また、「毎日ボールを100回ドリブルする」など、具体的な目標を書くと文章に深みが出ます。
3 印象に残っているエピソード
「最後の試合では、チーム全員で一緒に泣いた」など、心に残っている出来事を思い出して書いてみましょう。
そのときの情景や気持ちを具体的に描写することで、読み手もその場面を思い浮かべやすくなります。
「応援席の声が背中を押してくれた」「失敗したけど全員で励まし合った」などの小さなエピソードも感動を生みます。
4 学んだことや成長
「連絡を取るということの重要さを知りました」など、部活動を通じて感じたこと、身についたことを書きましょう。
たとえば「仲間と気持ちを共有する大切さに気づいた」「諦めずに努力することが身についた」など、日々の積み重ねから得た学びが伝わると素敵です。
自分なりの気づきや変化を率直に書くと、読んでいる人にも心が響きます。
5 今後の夢やこれから
「この経験を活かして、高校生になっても頑張りたい」など、部活で得た経験を今後どう活かしていきたいかを書いてみましょう。
将来への前向きな気持ちを伝えることで、卒業文集の締めくくりとして明るい印象になります。
「高校でも部活を続けたい」「今度は後輩を支える立場になりたい」など、これからの目標や希望を書くと良いですね。
書き出しと結びの例文、印象に残る文章にするコツ

書き出し文のコツ
文章の最初にどのような一文を置くかで、読む人の印象が大きく変わります。
「最初は、体力もなく、ついていけるか心配でした。」のように、自分のスタート地点や不安だった気持ちを素直に書くと、共感されやすくなります。
また、「中学校に入学したばかりの頃、部活に入ることにドキドキしていました。」や「最初の練習では思うように動けず、悔しい思いをしました。」といったように、当時の状況や感情を詳しく書くと、より印象的な書き出しになります。
背景やきっかけを書くことで、これから続く内容への期待感も高まります。
結び文のコツ
最後にどんな言葉で締めくくるかも、とても大切なポイントです。
「部活を通して得た経験を、これからも大切にしていきたいです。」のように、前向きな言葉で終わると読後感が良くなります。
さらに、「この経験を通じて、自分の中に自信が生まれました。」「仲間と支え合う大切さを知り、今後も人とのつながりを大切にしたいと思います。」など、部活で得た学びや成長が今後にどうつながっていくかを書けると、より感動的な締めくくりになります。
読み手の心に温かく残るような、未来を感じさせる結びを意識してみましょう。
部活別・卒業文集の書き方ポイント

運動部の場合
運動部に所属していた場合は、日々の厳しい練習や体力づくり、技術向上に向けた努力を具体的に書くと、あなたの頑張りがよく伝わります。
「夏の暑さの中、毎日走り込みをした」「朝練に遅れないように早起きを続けた」など、日常の風景を描写すると臨場感が出ます。
また、試合での悔しさや嬉しさ、仲間との声かけ、励まし合ったエピソードなどを取り入れると、感情の動きが感じられて共感を得やすくなります。
たとえば、「最後の大会で勝てなかったけれど、悔いはありません。全力を出せたからです。」のような、自分なりの達成感を書くととても良いでしょう。
文化部の場合
文化部では、創作活動や発表に向けての準備、練習の積み重ねが大きなポイントになります。
「何度も音を合わせて、やっと曲が完成した」「ポスター作りに何時間もかけた」など、表には出にくい努力を書き出すことで、丁寧さや集中力が伝わります。
また、コンクールや展示会、舞台発表などに向けて一丸となって取り組んだ経験を書くと、チームワークや協調性も表現できます。
地味に見える活動でも、「練習を重ねることで自分の音に自信がもてた」「仲間に刺激を受けて表現の幅が広がった」など、自分なりの発見や成長を言葉にすると読み応えのある内容になります。
例文コーナー(小学生・中学生向けに語尾や表現は変えると優しさが出ます)
例文1:キャプテンとして
「私は、バレー部でキャプテンをしていました。みんなをまとめるのは結構大変だったけれど、いつも支えてくれた部員のおかげで頑張れました。キャプテンとしての役割を通じて、人の話をよく聞くことや、自分の意見を伝える勇気を学びました。最初は上手くいかなかったけれど、練習やミーティングを重ねるうちに、少しずつみんなの信頼を得られるようになり、大切な思い出がたくさんできました。」
例文2:憧れの先輩
「初めて部活に入った頃、わからないことばかりで戻りたくなることもありました。そんな私をさりげなく助けてくれた先輩の存在が、今も心に残っています。何度も練習で失敗して落ち込んでいたとき、先輩が『最初はみんなそうだよ』と笑顔で声をかけてくれたことが忘れられません。私もいつか、あの先輩のように後輩を支えられる存在になりたいです。」
例文3:最後の試合
「最後の試合では負けてしまいましたが、今までで一番楽しくて、一番本気になれた試合でした。チームのみんなとの時間は一生の宝物です。試合中、苦しい場面でも仲間の声援やアイコンタクトで励まされ、最後まで走り抜けることができました。勝ち負け以上に、ひとつの目標に向かって仲間と過ごした日々の尊さを実感した時間でした。」
例文4:ケガから学んだこと
「試合前にケガをして出られなかった時、とても悔しかったけど、その分仲間を応援する気持ちの大切さを知りました。コートの外から声援を送り、チームの力になれることもあると気づきました。試合後、仲間が『声が聞こえて安心した』と言ってくれたことが嬉しかったです。ケガを通して学んだことは、ただ勝つこと以上に、チームで助け合うことの大切さでした。」
例文5:文化部での学び
「私は吹奏楽部でフルートを担当していました。最初は音が出せずに泣いたこともありましたが、先生や先輩が励ましてくれて、続けることができました。少しずつ音が出せるようになるたびに、自信がつき、演奏するのが楽しくなっていきました。本番の演奏会で、みんなの音がひとつになったときの感動は今でも忘れられません。努力を積み重ねることの大切さや、音楽の力を仲間と共有できたことが、何よりの宝物です。」
表現に迷ったときの表現集(言い換え)
文章を書いていると、「この言葉、何度も使ってしまってるな……」と感じることはありませんか?
そんなときは、同じ意味を持つ言葉に言い換えるだけで、文の印象が変わり、表現にも深みが出ます。
以下に、よく使われる言葉と、その言い換え例をいくつかご紹介します。
- 頑張った → 力を出してとりくんだ / 一生けんめい努力した / 粘り強く取り組んだ
- 感謝した → ありがたく思った / 支えられた / 心からうれしく思った / 胸がいっぱいになった
- 成長した → 大切なことを学んだ / 自分を変える経験になった / 少しだけ強くなれた / 前よりも自信がついた
言い換えを上手に使うことで、読む人に新鮮な印象を与えられますし、自分の気持ちもより細やかに表現できます。
書いていて「しっくりこないな」と思ったときは、このような言葉を参考にしてみてくださいね。
Q&A:よくある疑問
Q1.すごい成績がなくても書ける?
A.もちろん大丈夫です!部活で賞を取ったり、目立つ活躍をしていなくても、あなた自身が「頑張った」「変われた」と感じたことがあれば、それは立派なエピソードです。 たとえば「最初は声を出すのが苦手だったけど、試合の応援で自然と大きな声が出せるようになった」など、小さな変化を丁寧に書くと、とても心に響く文章になります。
Q2.感動的な文章にならない
A.無理に泣ける文を書く必要はありません。「私はこう思った」「あの時、少し嬉しかった」など、シンプルで素直な気持ちを表現することが一番大切です。 派手な演出や大げさな言葉よりも、あなたの気持ちが正直に伝わる方が、読む人の心に届きます。 感動的に見せようとせず、自分の体験とそこから得た気づきを丁寧に言葉にしてみましょう。
Q3.文字数が足りない・多すぎる
A.長すぎるときは、書きたいエピソードを1つか2つに絞り、それぞれにどんな気持ちがあったかを詳しく書くと整理されます。 短すぎると感じたら、「なぜそれが印象に残っているのか」「そのとき自分はどう感じたか」「終わった後にどんな変化があったか」など、感情や学びを深掘りしてみてください。 書きたいことをメモしてから構成を考えると、バランスよくまとまりますよ。
保護者の方へ:子どもの卒業文集を支えるコツ
- 「どんなことが楽しかった?」「一番うれしかった思い出は何?」など、具体的な質問を投げかけることで、お子さんの記憶を自然に引き出すサポートができます。
- 書きたい気持ちが生まれるように、時には一緒に写真や通知表を見ながら話してみるのもおすすめです。
- 下書きを読んだときには、「この表現いいね!」「ここの気持ち、よく伝わるよ」など、良いところを見つけてしっかり褒めることで、自信につながります。
- 文法や表現を直すよりも、お子さんが自分の言葉で一生懸命書いたことを大切にしてあげてください。誤字や拙い表現があっても、その中にしかない“らしさ”がきっとあります。
- お子さんが迷ったときは「これはどういうことだったの?」と優しく問いかけ、整理を手伝ってあげると、自分で考える力も育ちます。
卒業文集は、一人ひとりの「その子らしさ」が詰まったかけがえのない記録です。
親子でゆっくり向き合いながら、一緒に形にしていく時間も、素敵な思い出になることでしょう。
終わりに:卒業文集の部活テーマは「感謝」と「成長」を伝えよう

卒業文集は、自分自身のこれまでの歩みを振り返るとともに、大切な仲間や先生、家族への「ありがとう」の気持ちを言葉にする絶好の機会です。
部活動で過ごした時間の中には、きっと笑った日や泣いた日、頑張った日々がたくさん詰まっているはず。
そのすべてが、今のあなたをつくっている大事な経験です。
だからこそ、難しく考えすぎずに、「あのときこんなことがあったな」「こんな気持ちになったな」という、ありのままの気持ちを素直に綴ってみてください。
うまく書けなくても大丈夫。少しの勇気と、自分自身へのまっすぐな目線があれば、それだけで十分魅力的な文章になります。
感謝と成長をテーマにした卒業文集は、読む人の心にもきっと温かく残ります。
あなたの言葉で、あなたらしい1ページを、心を込めて仕上げてくださいね。
そのページは、きっと未来の自分にも力をくれる、大切な宝物になることでしょう。
卒業文集に関しては、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
>> 卒業文集:小中学生向けの将来の夢の例文とシンプルな書き方
>> 卒業文集の面白い書き出し方:小学校、中学校、高校の例文集
>> 卒業文集で笑える面白い!トップ12の例文と作成の秘訣公開!
>> 小学校卒業記念:卒業文集の簡単な作り方と便利なテンプレート集
>> 高校生向け卒業文集ガイド:例文、効果的な書き方、テンプレート紹介
>> 卒業文集で使える修学旅行の例文を紹介!簡単で心に残る書き方とは?
>> 卒業文集表紙の新定番!みんなが真似したくなるアイデア集
>> 卒業文集クラスページの面白いテーマやヒント集:ユニークな企画案を紹介
>> 卒業文集の題名30選!かっこいいタイトル例や四字熟語と英語表現を紹介


