文化祭の出し物50選！教室・ステージ・模擬店まで丸わかり！

文化祭の仕分けや出し物の決め方に悩んでいませんか？

初めて企画に参加する人や、何をやればいいかわからない…と思っている人も大丈夫。

このページでは、「初心者さんもわかりやすく」文化祭の出し物アイデアをご紹介します。

最新のトレンドやSNSで話題のネタも絞っているので、なにを選べば「お客さんが止まってくれるか」もイメージしながら見てみてくださいね。

 

出し物を決めるときのポイントは？

文化祭の出し物を選ぶときは、以下のポイントを見ながら選ぶのがおすすめです：

• 現実的に準備できるもの（人数、時間、余裕など）
• 居る場所に合った内容（教室、体育館、外庭など）
• みんなが参加しやすいかどうか（自分たちも楽しめるか）
• SNSで映える要素があるかどうか

これらをもとに、積極的にアイデアを出し合ったり、次のページのようにカテゴリ別で考えるのもわかりやすくなりますよ。

 

カテゴリ別・文化祭出し物アイデア50選

 

1. 教室で楽しめる【アトラクション系】

• お化け屋敷：暗くして雰囲気を演出。ドキドキ系が好きな人におすすめ。照明を落としてBGMを流すだけでも一気に非日常感が増します。演出担当や脅かし役など役割分担をすれば、参加する側も楽しめますよ。
• 迷路：段ボールなどで作れる定番アトラクション。低予算でもOKで、レイアウト次第で難易度も調整できます。謎解き要素を加えたり、スタンプラリーと組み合わせるのもおすすめです。
• コーヒーカップ：回転イスやスツールでミニ再現すれば楽しい空間に。色とりどりの装飾やライトでポップな雰囲気にすれば、写真映えも抜群です。小さなお子さんにも喜ばれます。
• ジェットコースター：段ボール製のレールやVR活用で、ちょっとした驚きを。座席やルートを工夫すれば、ジェットコースター気分がしっかり味わえます。BGMや効果音も加えるとよりリアルな体験に。

 

2. みんなで参加できる【体験型・参加型】

• 謎解きゲーム：ヒントをもとに謎を解いてゴールへ。ストーリー仕立てにして、キャラクターや舞台背景を設定すると、より没入感が高まります。クリアしたら記念品やスタンプなどのプチご褒美を用意するのもおすすめ。
• 脱出ゲーム：教室全体を使ってストーリー仕立てに。仕掛けやパズルを用意し、時間制限を設けることで緊張感がアップ。演出や照明にこだわると本格的な雰囲気になります。難易度別に複数用意しておくと、年齢を問わず楽しめます。
• スタンプラリー：校内を巡る形でワクワク度アップ。チェックポイントには小ネタを入れたり、他の出し物を紹介するブースと連携することで、回遊率もアップします。ゴールでちょっとした景品があると満足度が高まりますよ。
• カジノ風ゲーム：ルーレットやカードを使って遊べるブース。本物のカジノのようにディーラー役の衣装を着たり、チップを使って本格的な雰囲気を出すと盛り上がります。未成年向けの健全なアレンジを心がけて。
• ハンドメイド体験：アクセサリーやキャンドルづくりが人気。道具や材料を用意しておくだけでOKで、短時間でも完成できるメニューにすると回転率も良くなります。完成品は持ち帰りOKにして、思い出としても残せます。
• 部活動体験：美術部、科学部などによる「体験できる展示」も◎　例えば美術部なら似顔絵コーナー、科学部なら簡単な実験体験など。普段の活動を知ってもらえるチャンスにもなりますし、部員のやる気にもつながります。

 

3. お祭り気分を味わえる【ミニゲーム系】

• 射的・輪投げ・くじ引き：お祭りの定番で、子どもから大人まで楽しめる鉄板ゲームです。射的は的を手作りすることでオリジナリティが出ますし、輪投げも景品や得点制にすることで盛り上がります。くじ引きには「大当たり」や「ハズレも楽しい」仕掛けを用意すると、笑いが起きて楽しい雰囲気になりますよ。
• ヨーヨー釣り・スーパーボールすくい：水を使ったゲームは涼しげで夏らしさも演出できるので、暑い時期の文化祭にぴったり。ヨーヨーやスーパーボールの色や柄を豊富に揃えると、見た目にも華やかでお客さんの目を引きます。釣り方にちょっとした工夫を加えると難易度が変わってリピーターも狙えます。
• アミューズメントパーク風：ブース全体を装飾してテーマパークのような世界観を作り出すことで、非日常の体験ができます。入り口にチケット風の案内を置いたり、スタッフが制服風の衣装を着るとさらに本格的に。中に複数のミニゲームを配置すれば「遊園地に来たみたい！」という声もきっと聞けますよ。

 

4. 写真映え抜群！【フォトスポット系】

• 光のトンネル・アート：キラキラした空間で映え写真が撮れる♪ イルミネーションライトやカラーライトを使って、教室の一角を幻想的な空間にすることができます。鏡や反射素材を取り入れると、より奥行きのあるビジュアルになりますよ。
• アンブレラスカイ：傘を天井から吊るしたかわいい演出。パステルカラーや透明な傘を使って、光の当たり方を工夫すると、時間帯によって違う表情が楽しめます。背景にメッセージボードを設置するのもおすすめです。
• 巨大オブジェ・バルーンアート：テーマに合わせた装飾で空間づくり。風船の色や形、大きさを組み合わせることで、キャラクターや動物、星空など自由自在に演出できます。手作り感があって温かみのある空間になります。
• テーマ別フォトブース：和風・ファンタジー・レトロなど個性で差を。和傘や障子を使った和室風、絵本の中に入り込んだようなファンタジー空間、昭和レトロな看板や雑貨を並べた昔懐かしい空間など、世界観を大切にすることで来場者のテンションも上がります。

5. 見ごたえ満点【展示・アート系】

• モザイクアート：クラスみんなで1つの大きな作品を完成させる達成感。折り紙や写真、色画用紙を使って、一人一人が作った小さなパーツが集まって1つの大作になる過程も楽しめます。完成品は教室の壁に飾って目を引く存在に！
• レゴ・ドミノ展示：精巧な展示は人を惹きつけます。レゴはテーマパークや街並みなどをミニチュアで再現したり、ドミノは大掛かりな倒し演出でイベント性もアップ。タイミングを合わせてパフォーマンスとして披露してもOK！
• 折り紙アート：壁一面に彩られた作品は写真映えも◎ 折り鶴や花、動物などを使って模様を作ったり、文字を浮かび上がらせるなど工夫次第で無限大。来場者に参加してもらう「みんなで折ろう」コーナーも人気です。
• 廃材アート：エコも意識したアップサイクルが今っぽい！ ペットボトルや段ボール、古布などを使って作るアートは、環境意識も伝えられる教育的な出し物に。材料集めから工夫すれば、コストを抑えて見応えある展示に仕上がります。

6. 編集で魅せる【映像・動画系】

• ショートムービー・CM風動画：ユーモアのある仕上がりで笑いを取れるかも。演者とカメラマン、編集担当に分かれてチーム制作することで一体感が生まれます。トレンドの編集アプリやBGMを活用すれば、より完成度の高い作品に！
• 文化祭紹介PV：校内紹介やクラスの雰囲気を伝える映像。全体のストーリーを作ってから撮影を始めるとスムーズに進みます。ナレーションや字幕、エンドロールなども加えると「作品」として見ごたえが増しますよ。
• 映画上映：自作映画や有名作品のリメイクも人気。シナリオや演技、編集のすべてを自分たちで手がける映画制作は思い出づくりにもぴったり。教室をシアター風に飾って上映会形式にすれば、雰囲気も抜群です。

 

ステージ・体育館で盛り上がる出し物

 

7. 見て楽しめる【ステージパフォーマンス系】

• ダンス：全員で合わせたダンスは一体感が魅力。フォーメーションや振り付けの工夫次第で、見応えがぐんとアップします。好きなアーティストの曲で踊ったり、テーマに合わせた衣装を揃えるのもおすすめです。照明やBGMにもこだわると、本格ステージのような雰囲気に！
• バンド演奏：音楽で空間を盛り上げたい方にぴったり。軽音部メンバーだけでなく、音楽好きなクラスメイトで編成することも。練習を重ねて息の合ったパフォーマンスが決まると、大きな拍手がもらえること間違いなし。オリジナル曲やリクエスト募集などの企画も◎
• カラオケ大会：歌う楽しさをシェアできる！観客のリクエストを取り入れたり、デュエットや替え歌などの工夫で笑いを誘うこともできます。得点制にしたり、審査員を設けるとより盛り上がりますよ。
• 合唱・演劇・ミュージカル：本格派の感動ステージも。複数の演目を組み合わせたり、ストーリーにメッセージ性を持たせると、見る人の心に残ります。衣装や舞台装置にこだわることで、完成度の高いステージに仕上がります。
• 先生とのコラボ：特別感があって観客も楽しめます。先生が意外なキャラクターを演じたり、ダンスや漫才に挑戦することで会場が一体に。日頃とのギャップが盛り上がりポイントになります。

8. 世界観で魅せる【ショー系】

• ファッションショー：テーマを決めて衣装を工夫♪ ナイトショー風に照明を落としてBGMをかけるだけでも雰囲気が出ます。参加者が自作の衣装を披露したり、観客からの投票で「ベストドレッサー賞」を決めるのも面白いです。
• 男装・女装コンテスト：ユニークで笑いも取れる人気ネタ。変身前後を披露したり、自己紹介やポーズで個性を出すと会場が沸きます。メイクや衣装にこだわることで、予想以上の仕上がりに驚かれるかも♪
• TikTokチャレンジ：観客参加型で盛り上がりやすい！ 人気のダンスや流行の音源を使って、みんなで一緒に踊ったりポーズを決めたり。会場の一体感が生まれるほか、動画をSNSに投稿してさらに広がる可能性も。

 

模擬店で人気の出し物【グルメ・スイーツ編】

9. ガッツリ食べたい！【主食系グルメ】

• 焼きそば／たこ焼き／からあげ：間違いない定番！香ばしいソースの香りが漂えば、通りかかる人も思わず立ち止まってしまうはず。具材をアレンジしたり、食券制にすると混雑も緩和しやすくなります。
• 焼き鳥／チーズハットグ／フランクフルト：手軽でボリュームあり。スティック状で食べ歩きしやすいのが特徴です。甘だれ・塩・チーズなど味のバリエーションを増やすと、リピーターも期待できます。焼いている様子が見えると臨場感もアップ！
• ライスバーガーやホットドッグなど：少し変わった主食系は注目されやすく、他の模擬店との差別化にもつながります。

10. 食べ歩きしやすい【テイクアウト系】

• ポテト／ベビーカステラ／チュロス：子ども〜大人まで人気♪ポテトは味付きパウダーで楽しさアップ。ベビーカステラにはチョコやカスタードを詰めてアレンジしても◎
• チョコバナナ／フルーツ飴／クレープ：カラフルでSNS映えも◎ いちご飴やぶどう飴など、色とりどりの果物は見た目だけでも注目度抜群。クレープは具材を選べると喜ばれます。
• わたあめ・焼きマシュマロ：その場で作る実演販売はライブ感があり、自然と人が集まります。焼きたてを手に取ってもらえるような工夫もポイントです。

11. 写真映え狙い撃ち【おしゃれドリンク】

• タピオカ・フルーツティー：トレンド継続中。見た目のカラフルさやストローのデザインにもこだわると印象に残ります。
• クラスオリジナルドリンク：ネーミングで目を惹こう！テーマカラーを決めたり、メニュー表にキャッチコピーをつけるのも効果的。炭酸ゼリーや層になったドリンクは写真映えもばっちり。
• レモネード・バタフライピーティー：色の変化が楽しめるドリンクは、見た目も楽しみの一つに。カップのデザインやロゴシールを手作りすれば、クラスの個性も光りますよ。

 

12. 暑さ対策にぴったり【冷たいスイーツ】

• かき氷／アイス／冷凍フルーツ：暑い時期にぴったりのごほうび♪ カラフルなシロップで自分好みにカスタマイズできるかき氷は、子どもから大人まで大人気。アイスは棒アイスやカップアイスのほか、フルーツと一緒に凍らせた「フルーツバー」などもおすすめです。冷凍フルーツはカップに盛り付けて、そのまま手軽に食べられるのがポイント。見た目が華やかになるように盛り付ければ、SNS映えもバッチリです。
• その他にも、ひんやりゼリーや冷たいプリン、炭酸ゼリーなども取り入れると選ぶ楽しさが増します。暑い文化祭を少しでも快適に過ごせるよう、冷たいスイーツはどれも重宝されるはずです。

13. トレンド最前線！【韓国スイーツ・ドリンク】

• ダルゴナコーヒー／トゥンカロン：映えとおいしさで大人気。ふわふわの泡とミルクのバランスが美しいダルゴナコーヒーは、目の前で作る実演スタイルにすると注目度が上がります。トゥンカロンは、見た目の可愛さとカラフルなカラーリングでSNS映え必至！販売前に撮影タイムを設けるのも◎
• 韓国ワッフル／ホットク：変わり種で注目されやすい！韓国ワッフルは、もっちり食感とボリュームが特徴で、フルーツやチョコをトッピングすれば映えスイーツに早変わり。ホットクは甘いシロップが中からとろけ出す韓国屋台の定番。手のひらサイズで食べ歩きにもぴったりです。
• さらに、人気の韓国風いちごミルクやオリジナルの韓国風ジュースを出せば「珍しい！飲んでみたい！」と興味を引けます。装飾も韓国カフェ風にすれば世界観がさらに深まり、写真スポットとしても人気が出ること間違いなしです。

 

テーマから考える出し物アイデア

14. テーマ別おすすめ例

• ホラー：お化け屋敷・ゾンビカフェなど。暗い照明、赤いランプ、スモークなどで雰囲気を演出すれば、さらに本格的に。ゾンビが徘徊する通路や、ミッションをクリアしないと進めない仕掛けなど、体験型と組み合わせるとよりスリル満点です。
• 和風：抹茶カフェ・着物フォトスポット。縁側風の飾りや障子、ちょうちんを使った空間づくりで和の雰囲気を高めましょう。浴衣や袴を用意して来場者にも着てもらえると、フォトスポットとしても盛り上がります。お団子や煎茶など、和スイーツと組み合わせても◎。
• 近未来：VR体験・SF風アトラクション。メタリックな装飾やLEDライトを取り入れた演出で、非現実的な空間に。AIやロボットをテーマにしたストーリー仕立てにすれば、展示や体験に深みが出ます。タッチパネルを使った謎解き形式も相性ぴったり。
• ファンタジー：魔法教室・空想の国の展示。魔法使いや妖精が登場するような装飾、魔法の本や杖、小瓶など小道具を充実させると世界観が広がります。ハリーポッター風の設定や、夢の国をイメージしたファンタジー世界を再現すれば、子どもから大人までワクワク感満点！
• その他のテーマ：海賊・宇宙・探偵・学園ものなど、物語の舞台をイメージしたテーマ出し物も人気があります。全体の装飾やスタッフの衣装、BGM、演出に統一感をもたせれば、来場者の記憶に残る体験になりますよ。

 

実例紹介｜文化祭で話題になった出し物

15. SNSでバズった成功例

• ○○高校の光のトンネルが話題に！ 数百本のLEDライトを天井や壁に取り付け、まるでファンタジーの世界に入り込んだような幻想的な空間に。通るだけでワクワクするその雰囲気が、InstagramやTikTokで一気に拡散され、来場者の長い列ができるほどの人気に。光だけでなく、鏡や反射素材、BGMも工夫されていて、思わず写真を撮りたくなる仕掛けが満載でした。
• 手作りの脱出ゲームで長蛇の列！ 生徒たちが自ら考えたストーリーと仕掛けで構成された脱出ゲームは、まさに創意工夫のかたまり。教室を迷路のように仕立て、謎解きや演技、ライト演出などを組み合わせて、参加者を没入させる工夫がされていました。特に、クリアした人には特製ステッカーを配るという仕掛けがSNSで話題に。「難しいけど面白い！」と評判を呼び、常に満員状態だったとか。
• 男装コンテストがTikTokで人気急上昇 クラスの男子・女子がそれぞれ異性のファッションやキャラになりきるコンテストがTikTokでバズり、数十万再生を記録。変身前後のビフォーアフターや、ポージング・セリフまでしっかり演出された動画が「完成度高すぎ！」とコメントで大盛り上がり。観客からの投票制やインスタ映えするフォトスポットの設置も人気の秘訣でした。

 

準備・演出の工夫で差がつく！

16. 出し物準備スケジュール例

• 2か月前：出し物決定・係分担 出し物のテーマやジャンルを話し合いで決めていく時期です。アイデアを出し合い、どんな形にするかイメージを固めていきます。あわせて、装飾係・食材係・衣装係など役割分担も行いましょう。クラス全体で共有できるスプレッドシートなどでタスク管理しておくと便利です。
• 1か月前：買い出し・試作・装飾開始 必要な材料や備品のリストを作成し、買い出しチームで計画的に購入します。模擬店なら試作を行って味や分量の確認をしたり、装飾係は装飾物の作成に取りかかります。ここでどれだけ丁寧に準備できるかが、完成度を大きく左右します。
• 2週間前：リハーサル＆機材チェック ステージ系出し物の場合、練習を本格化させ、音響・照明の確認を行う時期です。模擬店や体験系も、当日と同じ流れで動作確認をしておくと安心です。必要に応じて改善点や追加準備を早めに洗い出しましょう。
• 1週間前：告知スタート＆仕上げ ポスターやSNS告知を始めて集客アップを狙います。装飾物や配布物の仕上げ、出し物スペースのレイアウト決定など、細部の調整を行う大切なタイミングです。出し物名やルール説明をプリントして掲示用に準備しておくと◎。
• 前日＆当日：設営・最終確認・リハーサル 前日に全体設営を行い、当日に備えて動線や導線のチェック、物品の配置も再確認します。当日は慌てず、事前にタイムスケジュールを作成しておくと安心。みんなで声を掛け合いながら、楽しく進行しましょう！

 

17. 装飾や演出の＋αアイデア

• BGM、香り、照明で世界観UP 出し物のジャンルやテーマに合わせた音楽を流すと、その空間に足を踏み入れた瞬間から気分が高まります。ホラーなら不気味な音、ファンタジーなら優しいメロディ、アトラクション系ならポップなBGMが効果的。また、アロマや香水を活用して香りの演出を加えると、視覚だけでなく嗅覚からも印象づけることができます。さらに、照明の色や当て方によって雰囲気がガラッと変わるので、光の演出も取り入れるとより没入感がアップします。
• 衣装や小道具でクオリティを高める テーマに沿った衣装やアクセサリーは、視覚的なインパクトだけでなく、参加者のテンションも上げてくれます。全員でおそろいのTシャツやエプロンを着用したり、小道具として帽子・バッジ・名札などを用意することで、統一感も出ます。ハンドメイドのアイテムや装飾物は、オリジナリティを表現する絶好のポイントです。
• チケット風の案内カードなどで本格感 入場券や招待状のようなデザインのチケットを配ることで、まるでイベントやショーに来たような特別感が演出できます。ブース入口で渡したり、スタンプラリーと連動させるのも楽しい工夫です。スタンプ台紙やパンフレットを手作りするのも、思い出に残るアイテムになりますよ。

 

NG出し物も要チェック！

18. 準備が大変すぎる・参加しにくい出し物は避けよう

文化祭の出し物は、楽しく盛り上がることが大前提。でも、どんなにアイデアが面白くても、実際に運営が難しいとトラブルや失敗につながることもあります。そんな“やりがちだけど実は危ない”出し物についてチェックしておきましょう。

• 予算オーバーになるもの 派手な演出や凝った装飾、材料にこだわりすぎると、あっという間に予算をオーバーしてしまいます。途中でお金が足りなくなって中途半端に終わる…なんてことも。事前に必要経費をしっかり見積もり、余裕を持って準備することが大切です。
• 内輪ネタになりすぎる内容 クラスの仲間うちだけで盛り上がるネタは、外部から来たお客さんには伝わりにくく、ポカンとされてしまうことも。身内ウケだけでなく、「誰が見ても楽しめるか」を基準に考えると失敗が防げます。台本や演出に第三者の意見を取り入れてみるのも◎。
• 人手が足りず回らないもの 企画は面白くても、当日のスタッフが少なくて運営が回らないと、お客さんを待たせてしまったり、混乱が起きる原因に。特に模擬店や参加型の出し物は、人員配置がカギです。「交代制で休憩もとれるか」「急な欠員に対応できるか」まで考えておきましょう。
• 準備やルールが複雑すぎるもの ルールが難解だったり、準備に時間がかかりすぎる企画は、限られた時間の文化祭では不向きです。誰でもすぐに理解できて、簡単に楽しめる設計になっているか確認を。短時間で楽しめる工夫や、説明用の掲示を用意しておくと安心です。

失敗しないためには「やりすぎず、でも手を抜かず」なバランスが大切。みんなが楽しめて、来てくれた人にも喜んでもらえるように、慎重に出し物を選びましょう♪

 

集客アップのPRテクニック

19. 宣伝方法も成功のカギ！

• ポスター、立て看板を工夫する 視覚的に目を引くポスターは、デザインにこだわるのがポイント。カラーやフォントに統一感を持たせたり、手書き感のあるPOPなイラストを加えると、温かみが伝わります。立て看板は校内の人通りが多い場所に配置して、お客さんの動線を意識しましょう。光沢紙やラミネート加工を施すと、雨対策や耐久性もアップします。
• SNS（Instagram・TikTok）で事前告知 文化祭の前日や当日に向けて、SNSでの告知は非常に効果的です。出し物の舞台裏や準備風景をストーリーで投稿したり、「当日限定メニュー紹介」「○時に○○やります！」といった具体的なタイムラインを投稿することで、興味を引きつけられます。写真だけでなく、ショート動画やハッシュタグも上手に活用して、拡散を狙いましょう。
• 呼び込みのセリフや衣装もポイント 呼び込み担当が元気よく楽しそうに声をかけると、自然と足を止めてくれる人が増えます。「今ならすぐ入れます！」「チュロス完売間近！」など、状況に応じたアナウンスも効果的。また、衣装や小道具を使ってキャラになりきったり、揃いのTシャツやおそろいアイテムを使うことで注目度がアップし、出し物の雰囲気も伝わりやすくなります。
• デジタルとアナログの両立がカギ SNSなどのオンライン集客と、校内ポスターや紙のチラシといったアナログ手法を組み合わせることで、さまざまな層にアプローチできます。特に外部からの来場者や保護者には、手元に残る紙の案内が安心材料になりますよ。

 

最後に：文化祭を楽しむコツ♪

20. 終わったあとの思い出づくりも忘れずに

• 写真・動画をたくさん残そう！ 当日はバタバタしてしまいがちですが、意識して写真や動画を残しておくと、あとから見返す楽しみが増えます。集合写真だけでなく、準備中の様子や、ステージ裏、笑い合うシーンなど、自然体の瞬間もたくさん撮っておくと宝物になります。SNSに投稿する用に「映えポイント」での撮影タイムを設けるのもおすすめ。
• 打ち上げや反省会でわいわい話そう 文化祭が終わったら、その余韻のまま打ち上げや反省会を開くのも◎。みんなで振り返りながら「これ楽しかったね！」「大変だったけど頑張ったよね」と語り合う時間は、達成感とともに絆を深めてくれます。手作りのスライドショーや動画上映を用意すれば、笑顔と感動が広がります。
• 来年への引き継ぎノートも◎ 今年の経験は、来年の後輩たちにも役立つ大切な財産。どんな準備が必要だったか、どこが大変だったか、成功のポイントや注意点をまとめて「文化祭ノート」や「引き継ぎファイル」を作っておくと親切です。写真や手書きのメモを添えると、見返したときに温かみも伝わります。

あなたのクラスの文化祭が、笑顔と感動にあふれる一日になりますように♪